「ディフェンダーって、維持費高いんでしょ?」
購入前、私も同じ不安を抱えていました。前車はAudi Q7。ドイツ車の維持費も決して安くはありませんでしたが、1,000万円超のランドローバーとなると話が別です。
しかし、2025年10月に実際に納車してみて分かったこと——それは「Q7と比べても、思ったほど変わらない」という現実でした。
この記事では、私が実際にかかった維持費と、Audi Q7との比較を正直に公開します。
【この記事を書いた人】
2025年5月にランドローバー正規ディーラーで契約、同年10月に納車。ディフェンダー110 X-Dynamic HSE(D350・サントリーニブラック)オーナー。前車はAudi Q7(3年乗り換え)。ファミリーパック(7人乗り)・エアサスペンションパック装備。冬は妙高・志賀高原方面へのスキーが主な使用目的。
私のディフェンダー、まずはスペックと購入金額を公開
維持費の前に、まず私の車のスペックと購入金額をお伝えします。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| グレード | 110 X-Dynamic HSE D350 |
| エンジン | 3.0L 直列6気筒ディーゼルターボ(MHEV) |
| ボディカラー | サントリーニブラック |
| インテリア | キャラウェイウィンザーレザー(エボニー) |
| 主要オプション | ファミリーパック(7人乗り)、エアサスペンションパック、コールドクライメートパック |
| 車両本体 | 約1,100万円 |
| 総額(オプション込み) | 約1,230万円 |
| 納車日 | 2025年10月 |
前車のAudi Q7からの乗り換えです。Q7は静粛性・快適性において世界トップクラスの車でしたが、「もっとアクティブに使える車がほしい」という思いが積み重なり、2025年5月に決断しました。
ディフェンダー110 D350の年間維持費(試算・初年度)
納車から数ヶ月のデータをもとに、年間維持費を試算しました。
| 費用項目 | 年間費用(試算) | 月換算 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 66,500円 | 5,542円 |
| 任意保険料 | 約145,000円 | 12,083円 |
| 燃料代(軽油) | 約200,000円 | 16,667円 |
| 車検(2年に1回・初年度なし) | — | — |
| 定期メンテナンス | 約50,000円 | 4,167円 |
| 洗車・消耗品 | 約60,000円 | 5,000円 |
| 駐車場代 | 地域により異なる | — |
| 合計(駐車場除く) | 約521,500円 | 約43,458円 |
駐車場を除いた年間維持費は約52万円(月約4.3万円)です。車両総額1,230万円の車としては、正直「安い」と感じています。
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各費用項目の詳細解説
①自動車税:66,500円
D350のエンジンは3.0L(2,997cc)です。3.0L超の区分となり、自動車税は年間66,500円です。前車のQ7も同排気量帯でしたので、この点は変わりません。
②任意保険料:約145,000円
車両本体価格が約1,100万円のため、車両保険料が高くなります。私の契約内容は以下の通りです。
- 対人・対物:無制限
- 車両保険:一般型(車両価格1,100万円)
- 弁護士費用特約:付帯
- 年払い:約145,000円
Q7に乗っていたときと比べて保険料は約15,000円増加しました。1,000万円超の車両保険は高くなりますが、これは削れないコストです。
③燃料代:年間約20万円(試算)
D350はディーゼルエンジンのため、燃料は軽油です。これが維持費を大幅に下げてくれます。
- 年間走行距離(予定):約10,000km
- 実燃費(納車後の計測平均):約10.0〜11.5km/L
- 軽油単価:約135円/L(2025年10月時点)
- 年間消費量(試算):約1,000〜1,100L
- 年間燃料代(試算):約20万円
特筆すべきは雪山でのパフォーマンスです。スキー往復500km(妙高方面)の実燃費は約9.5km/Lと、車重2.4トン超の大型SUVとしては驚異的な数字でした。この点については別記事で詳しくレポートしています。
④メンテナンス:約50,000円
初年度は納車後1,000km点検(無料)のみで、翌年以降は12ヶ月点検が発生します。ランドローバーのディーラー整備は品質は確かですが割高なため、2年目以降のコスト計画は立てておくべきです。
⑤洗車・消耗品:約60,000円
サントリーニブラックは美しいですが、汚れが目立ちます。月2〜3回の手洗い洗車が必要で、機械洗車はルーフラックや車体の傷リスクがあるため非推奨です。
PPFコーティングを施工済みのため、細かい傷への不安は大幅に軽減されています。
Audi Q7との維持費比較
3年間乗り続けたAudi Q7と比較してみます。
| 費用項目 | Audi Q7(実績) | ディフェンダー110(試算) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 自動車税 | 66,500円 | 66,500円 | ±0円 |
| 任意保険 | 130,000円 | 145,000円 | +15,000円 |
| 燃料代 | 320,000円(ガソリン) | 200,000円(軽油) | −120,000円 |
| メンテナンス | 80,000円 | 50,000円 | −30,000円 |
| 合計 | 約596,500円 | 約461,500円 | 約135,000円安 |
驚くべきことに、ディフェンダーの方が年間約13万円も維持費が安いという結果になりました。最大の理由はディーゼルによる燃料コスト削減です。Q7はガソリン(ハイオク)だったため、燃料代の差が非常に大きく出ています。
ディフェンダー110 D350の「隠れたコスト」も正直に話す
良いことばかりではありません。購入前に知っておくべき「想定外のコスト」も正直に書きます。
駐車場問題:全高1,967mmの壁
ディフェンダー110の全高は1,967mmです。都市部の機械式駐車場(多くは高さ制限1,550〜1,800mm)には入れません。私も引越しを含め駐車場を探し直しました。都心では月3〜5万円の青空・自走式駐車場が必要です。これは事前に覚悟してください。
タイヤ代が高い
標準装備の20インチタイヤ交換は、1本3〜5万円が相場です。4本交換で12〜20万円。2〜3年に1回はタイヤ交換が必要になるため、年換算すると4〜10万円のコストになります。
洗車は手洗い一択
サントリーニブラック×ルーフラック装備では、機械洗車でのトラブルリスクが高いです。洗車専門店での手洗いが基本になります(1回4,000〜6,000円)。
それでも「ディフェンダーは最高の選択だった」と断言する理由
Q7からディフェンダーに乗り換えて数ヶ月——後悔はまったくありません。
Q7は確かに素晴らしい車でした。しかしディフェンダーは「乗る」という行為自体に意味と喜びをもたらしてくれます。ホワイトアウトの妙高高原を走り切ったとき、私は心から「この車を選んで良かった」と思いました。
維持費は確かにかかります。でも、この車がもたらす体験の価値は、数字には表れません。
📄 関連記事:【雪上レポート】ホワイトアウトの妙高高原を走破した朝
まとめ:ディフェンダー110 D350の維持費は「思ったより安い」
ディフェンダー110 D350の年間維持費は、駐車場を除いて約52万円(月4.3万円)です。前車のAudi Q7よりも約13万円安いという結果は、私自身が最も驚いた発見でした。
ディーゼルエンジンの燃料コストの低さが、高級SUVとしての維持費をコントロールしてくれています。
購入を検討している方は、ぜひディーラーで試乗してください。そして、今の愛車の査定も忘れずに。乗り換え費用を最小化するために、複数の買取業者を比較することをお勧めします。
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